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小渕氏を選対委員長に起用検討 総理側近の木原氏は党役職へ 党役員人事・内閣改造(2023年9月12日)

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KAZU TESTET
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 自民党の役員人事と内閣改造が13日に迫るなか、岸田総理大臣は、党幹部の選挙対策委員長に小渕優子元経済産業大臣を起用する方向で検討しています。

 (政治部・岡香織記者報告)
 小渕氏の党4役への起用は女性の積極登用をアピールする狙いがあるとみられます。

 ただ、小渕氏は茂木派の中でも総裁候補と目され「茂木氏への嫌がらせだ」「茂木氏が総裁選に出ようものなら、小渕氏を優遇するぞという警鐘だ」といった見方も出ています。

 また、幹事長と選対という2つの主要ポストを茂木派が握ることに、他の派閥から不満が出る恐れもあり閣僚人事などでバランスを取る見通しです。

 岸田総理は公明党の山口代表と会談し、山口代表は、斉藤国交大臣の続投を求めたものとみられます。

 この他の人事では、安倍派幹部の萩生田政調会長を留任させる方向で調整しています。

 非主流派議員とのパイプ役にもなる森山選対委員長を、総務会長に起用する方向で検討しています。

 また、週刊誌でスキャンダルが報じられた岸田総理の最側近の木原副長官は退任させ、党の役職で起用する見通しです。

 岸田総理は12日朝の役員会で人事の一任を取り付けました。

 この後、個別に人事の意向を伝える見通しで、12日の夜には全容が固まります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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