「高志の紅ガニ」に名称統一、ブランド化が成果(2017年04月26日 19時52分)

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「高志の紅ガニ」に名称統一、ブランド化が成果(2017年04月26日 19時52分) <br />あなた自身のためのビデオチャンネルとサブのように、ビデオを見ていただきありがとうございます: ----------- <br /> 今シーズンから富山県産ベニズワイガニを「高志(こし)の紅(あか)ガニ」と名付けて売り出すブランド戦略の成果が出始めている。 <br /> 最上級の「極上」に認定された1匹の浜値は平均約3500円を記録、同じクラスが昨シーズンは2000~3000円程度で、上昇傾向にある。県はさらなる知名度向上に向け、今年度は首都圏などでのPRに力を入れる。 <br /> 県と県漁業協同組合連合会などは昨年9月から、ベニズワイガニの取引額を高めようと、県内で水揚げされたものを高志の紅ガニの名称に統一。その中でも、甲羅幅が14センチ以上、おおむね1キロ以上(生ガニ)などの規格を満たしたものは「極上」のタグをつけ、高級品としてブランド化を目指した。「極上」は全体の1%程度とされている。 <br /> 県によると、昨年9月から今年3月末に県内で水揚げされたベニズワイガニは約360トン。前年同期と比べて約40トン多く、漁獲量としてはおおむね平年並みという。この期間に「極上」に認定されたのは1625匹。1匹の浜値は最高3万2000円に上り、平均は約3500円だった。 <br /> 県が漁業関係者へ聞き取りしたところ、「極上」と同クラスのベニズワイガニの浜値は、これまでは2000~3000円程度だった。県漁連の尾山春枝会長は「値段が上がったという声もあり、富山のベニズワイガニを知らなかった人にも知られてきたと変化は感じる。高級な極上だけでなく、全体の価格が底上げされているのではないか」と語る。 <br /> 価格上昇の好感触を背景に、県はさらなるPRを狙う。今秋にはJR大宮駅(埼玉県)で高志の紅ガニの魅力を発信するイベントを開催するほか、富山駅や首都圏の駅近くなどの大型看板を活用して広告を掲示する予定だ。PR関連費として、今年度予算には400万円を計上している。 <br /> ベニズワイガニ漁は5月末まで。県は「極上」だけでなく、高志の紅ガニ全体の価格の変化も改めて取りまとめる方針。県水産漁港課は、漁師の収入増が後継者の育成につながると期待する。担当者は「好評ではあるが、まだブランド化を始めたばかり。もっと知名度を上げなくてはいけない」と話している。 <br />あなた自身のためのビデオチャンネルとサブのように、ビデオを見ていただきありがとうございます: -----------

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