ペット霊園が突如閉鎖…墓石撤去、遺骨も放置(2017年04月26日 09時04分)

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ペット霊園が突如閉鎖…墓石撤去、遺骨も放置(2017年04月26日 09時04分) <br />あなた自身のためのビデオチャンネルとサブのように、ビデオを見ていただきありがとうございます: ----------- <br /> 大阪府枚方市杉北町のペット霊園が1月末に突如、閉園し、犬などの遺骨が放置されたままの状態になっている。 <br /> 墓地の撤去作業は着々と進んでいるが、園側から何も知らされていなかった利用者からは、「家族同然の存在だったのに、こんなことをされるなんて」と憤りの声が上がっている。 <br /> 丘陵地にあるペット霊園「宝塔(ほうとう)」。ホームページでは「創業26周年、敷地は1000坪」とうたい、火葬した遺骨を共同墓地に納める「一般葬」と、そのまま埋葬する「自然葬」を行っていた。終日、開園しており、いつでも訪れることができたという。 <br /> 関係者によると、園の入り口に閉園を知らせる看板が設置されたのは今年1月末。利用者に説明はなく、園の電話番号も不通になったという。4月から墓石の撤去工事も始まったが、「写真など思い出の品をお持ち帰り下さい。残りはいらないものとして対応します」との記載が追加されただけだった。 <br /> 現在、園は墓石が無造作に転がっているほか、ペットのものとみられる骨や土が掘り返され、野ざらしの状態で放置されている。 <br /> 10年以上前から愛犬3匹を納骨してきた奈良市の主婦(68)は、最近になって閉園を知り、足を運んだ。「ペットは家族と同然だった。土が掘り返されて忍びない。どうしてこんなことができるのか」と肩を震わせ、枚方市の男性(80)も「せめて連絡してくれたら別の場所に移すこともできたのに……」と悔やんでいた。 <br /> なぜ突然閉園したのか。市財産管理課などによると、霊園一帯の土地は市街化調整区域で、氷室財産区が所有していた。1985年、「窯業(ようぎょう)をする」という男性に1000平方メートルを貸したが、その後、男性がペット霊園を開業したという。 <br /> しかし、異臭などのトラブルが出てきたため、同財産区の関係者が2012年、土地の原状回復を求めて地裁に提訴。翌年末に、2年以内に墓地を撤去して更地にすることを条件に和解が成立した。同課は撤去作業が最近になって始まったとみている。 <br /> 人の墓地や火葬施設の開設は墓地埋葬法で規制されているが、ペット霊園に関する法律はない。一部自治体が条例などで規制するが、枚方市は「市として規制する条例を制定していないため、今のところ対応を取ることはできない」としている。 <br /> 園を経営していた男性は現在、病気療養中といい、男性の親族は読売新聞の取材に、「詳しい事情が分からないので答えられない」としている。(山崎茂) <br />あなた自身のためのビデオチャンネルとサブのように、ビデオを見ていただきありがとうございます: -----------

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