20131120 マグロの性別判定技術

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マグロの性別判定技術 <br />近畿大学水産研究所は養殖しているマグロについて、血液やひれの一部を分析することで性別を見分けられる方法を開発しました。 <br />マグロの性別は外見からは区別できず、水産技術の向上につなげたいとしています。 <br />開発したのは、近畿大学水産研究所の研究グループです。 <br />マグロのメスは20%から30%ほどしか卵を産まないため、効率よく養殖するにはメスを増やす必要がありますが、外見からは性別を区別することができません。 <br />そこで研究グループは串本町にある実験場の生けすで養殖しているマグロを調べ、オスの遺伝子の一部にメスにはない特徴があることを突き止めました。 <br />そして、血液やひれの一部を使い遺伝子を分析することで、およそ90%の精度で性別を見分けられる方法を開発しました。 <br />この技術は、今のところ、限られた環境で養殖されている研究所のマグロだけに有効だということで、澤田好史教授は「この技術を手がかりに、すべてのマグロの性別を見分けられるよう研究を進め、水産技術の向上につなげたい」と話しています。 <br />11月20日 18時41分

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