遺伝子組み換え作物反対で集会　2016年1月10日

遺伝子組み換え作物反対で集会 <br />2016年01月10日　07時49分 <br />遺伝子組み換え作物に反対している人たちが、ことし３月、全国から仙台市に集まって集会を開き、遺伝子組み換え作物を使った食品の表示義務の強化などをめぐって、意見を交わすことにしています。 <br />日本では、ごく一部を除いて遺伝子組み換え作物は栽培されていませんが、食用油の原料として輸入されている遺伝子組み換えのナタネが、石巻市などの港周辺で自生しているのが見つかっています。 <br />こうした中で、ことし３月、全国から遺伝子組み換え作物に反対する人たち、２５０人が仙台市に集まり、集会を開くことになっています。 <br />集会の中では、▽遺伝子組み換え作物を扱わないと宣言する地域を拡大していくことや、▽食品の中に、遺伝子組み換え作物がわずかにでも入っていれば、表示するよう規制を強化することなどについて、意見を交わすことになっています。 <br />遺伝子組み換え作物をめぐっては、国は、市場に出回っている、遺伝子組み換え作物を使った食品は、安全性が確認されているとしている一方、生協などは、長期的に摂取した場合の安全性が確認できていないなどと主張しています。