寄贈の桑原武夫氏蔵書 無断廃棄 2017年04月27日
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04/18/24
寄贈の桑原武夫氏蔵書 無断廃棄 <br />2017年04月27日 17時37分 <br />京都市の市立図書館が、フランス文学者で文化勲章受章者の故・桑原武夫さんの遺族から寄贈を受けた、1万冊余りの蔵書を、遺族の了解を得ずにすべて廃棄していたことが分かり、京都市は遺族に謝罪しました。 <br />文化勲章受章者で京都大学名誉教授を務めたフランス文学者の桑原武夫さんが、昭和63年に83歳で亡くなった際に、遺族から桑原さんの蔵書1万冊余りが、京都市に寄贈されました。 <br />京都市によりますと、蔵書は市立の右京中央図書館が管理を担当し、市内の別の図書館の倉庫に保管していましたが、おととし12月、改修工事のため保管する場所が無くなったなどとして、遺族の了解を得ないまま、すべて廃棄したということです。 <br />ことし2月に蔵書に関する外部からの問い合わせを受け、廃棄していたことが分かりました。 <br />京都市は、事前に遺族の了解を得るべきだったとして遺族に謝罪するとともに、廃棄を決めた図書館の当時の副館長の女性を減給6か月の懲戒処分にしました。 <br />京都市によりますと、市の謝罪に対して遺族は、「残念です」と話していたということです。 <br />京都市の在田正秀教育長は、「ご遺族はもとより、寄贈にご尽力頂いた関係者と市民の皆様に、心からおわび申し上げます」とコメントしています。
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