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九十九山(江甫山)九十九城跡【香川県観音寺市室本町】(平成29年・2017)

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九十九山(江甫山)九十九山城跡 (香川県観音寺市室本町) <br />標高158m。九十九山城は築城年代明らかではなく、1400年代(応仁~文明)に築城。城主・細川伊予守氏政は、足利将軍三管領の一人細川勝元の一族。土佐の長宗我部元親の戦いで敗れる。この城は、伊予三島城主、川上但馬守の長男忠重と息女静の縁組から、必ず但馬守の援軍もあり長宗我部軍も手に負えないと自負。しかし二千に及ぶ敵の大軍と城兵三百の戦いは3日にわたり続けられ、七宝山脈の極秘の間道を抜けた敵軍の大砲に、城の裏手、稲積山の中腹から砲撃されついに落城。息女静は乳母に守られ、現在の高屋町の母の谷まで落ちのびたが捕えられ、興昌寺山のふもとで17歳の生涯を閉じた。天正5年(1577)12月の事であった。細川氏の子孫は現在も高屋町に住み、今でも先祖の苦難をしのび、毎年大晦日の夜は灯を消し、温かいものを断つ。城主氏政の墓は、八幡町の興昌寺境内にある。

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