ハンセン病療養所と群大が連携 2016年02月02日
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04/18/24
ハンセン病療養所と群大が連携 <br />ハンセン病への正しい認識やこれまでの歴史を若い世代に伝えていこうと群馬大学は、群馬県草津町にあるハンセン病の療養所や入所者の自治会と連携して啓発活動に取り組むことになりました。 <br />草津町にあるハンセン病の療養所、栗生楽泉園には、現在、およそ90人の元患者が暮らしていますが、平均年齢が86歳を超え、ハンセン病への正しい認識やこれまでの歴史を次の世代にどう伝えるかが課題となっています。 <br />こうした中、群馬大学は療養所や入所者の自治会と連携して啓発活動に取り組むことになり、2日、調印式が行われました。 <br />群馬大学の平塚浩士学長は、「ハンセン病に関する学生への教育や大学での研究などを充実していきたい」と抱負を述べ、栗生楽泉園の坂本浩之助園長も、「これまで訪れたことがない学生にも1度は来てほしい」と話していました。 <br />群馬大学では医師や看護師を目指す学生が療養所内で研修したり、入所者の証言を聞き取ったりする活動を予定しているということです。 <br />入所者で作る自治会の会長を務める藤田三四郎さんは、「みな高齢化しているので、ぜひ若い人たちにハンセン病について正しい認識を持ってもらいその歴史を語り継いでいってほしい」と話していました。 <br />2016年02月02日 16時34分
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