My Way 翻訳 岩谷時子 さん 加山雄三High quality
<P>この(May Way・フランクシナトラ・詩)<br />は、NHKと岩谷時子さんの和訳を使用しています<br /><br /><p>May Wayは1969年にフランクシナトラがリリースしてから今日まで、<br />多くのシンガーにCoverされている世界的ヒット曲。<br />特に日本では詩の解釈は様々にありますが、中には、日本語の漢字に<br />意味もあることを忘れて翻訳を非難している方も多いようです。<br />69年当時、布施明がCoverしましたが、この布施明のCoveの詞について<br />「いま船出が 近づくこの時に」を「ばかな作詞家がデタラメに訳すから結婚式なんかに」とありました。けれど、私はそうは思いません。<br />「船出」とは「別れ」を表します。そして、ふとたたずみ 私は振り返る..は、過去形です。<br />オリジナルの持つ詩の意図をよく日本語にしたと感心しています。<br />私の経験だと、例えば市長などにおくる文章は、そうとう英語ができる日本人だけ集まって書いても、アメリカの高校生が読んだら、全滅。もちろん、全員がそれなりの経験者ですから「駄目」ということではありません。つまり、接続詞の使い方が異なるのであります。<br />日本語の文章の意味を英語に。英語から日本語。生まれ育ってその国で暮らさないと「接続詞」の使い方は理解できないというのが、本当のところであります。<br />中島 潤さんのの訳詞は素晴らしいて思います。<br />「2、愛と涙と ほほえみに溢れ いま思えば 楽しい思い出を 君に告げよう <br />迷わずに行くことを君の心の決めたままに」<br />直訳しても意図が伝わらなければ、心情も通じません。<br />日本語は心情を伝えることのできる、世界一のワードで。<br />★ 加山雄三さんについて。<br />加山さんとは二作レギュラー「TV映画」で付合いました。撮影所の呼び名は「船長」でした。隣ではスタジオでは「西部」なんとかを撮っていましたから、大の付く俳優さんが沢山おりましたが、スタッフから慕われ尊敬されていた俳優さんは、私の知っている限り、加山雄三さんと中村錦之助さんですね。加山さんには中野サンプラの楽屋で、息子の名付け親になっていただきましたが、お腹の上から加山さんになぜられたこともあって、タギーで独り立ちしてしまいました。<br />50周では一緒だったとか。ありがとうです。