20140715放射性物質飛散 最大数兆Bq 福島
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10/25/23
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東京電力福島第一原子力発電所で、去年行われたがれきの撤去作業によって、放射性物質が周辺に飛散したトラブルで、東京電力は、放出された放射性物質の量が、最大で1時間あたり数兆ベクレルだったという試算をまとめました。 <br />福島第一原発では、去年8月に3号機で行われたがれきの撤去作業の際、がれきの下などにたまっていた、放射性物質を含んだ粉じんなどが、周辺に飛散したおそれがあるということです。 <br />東京電力は、原発の構内や周辺にあるモニタリングポストの上昇値などから、このトラブルで放出された放射性物質の量は、最大で1時間あたり数千億ベクレルから数兆ベクレルだったと試算しています。 <br />原発から20キロあまり離れた南相馬市では、去年、市内の14か所で収穫されたコメから、国の基準を超える放射性物質が検出されていて、農林水産省は、原因の1つとして、がれきの撤去作業で飛散した放射性物質が、風で運ばれたおそれがあると指摘しています。 <br />一方、東京電力は、南相馬市まで放射性物質が運ばれた場合、その濃度を、1平方センチメートルあたり0.04ベクレルと推計しています。 <br />そのうえで東京電力は、「がれきの撤去作業による影響か、事故の直後に拡散した放射性物質の影響かは判断できず、水田の汚染との因果関係は分からない」としています。 <br /> <br />07月15日 20時13分
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