20140208東京都知事選 最後の訴え

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猪瀬前知事の辞職に伴う東京都知事選挙は投票日が9日に迫りました。 <br />各候補者は雪が降るなか、駅前や繁華街を回るなどして支持を訴えました。 <br /> <br />東京都知事選挙に立候補しているのは、届け出順に▽無所属の新人で自営業の姫治けんじ氏(61)。 <br />▽無所属の新人で共産党と社民党が推薦する日本弁護士連合会の元会長の宇都宮健児氏(67)。 <br />▽無所属の新人で発明家のドクター・中松氏(85)。 <br />▽無所属の新人で航空自衛隊の元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)。 <br />▽無所属の新人で弁護士の鈴木達夫氏(73)。 <br />▽無所属の新人で自営業の中川智晴氏(55)。 <br />▽無所属の新人で自民党東京都連と公明党東京都本部が推薦する元厚生労働大臣の舛添要一氏(65)。 <br />▽無所属の新人で民主党、結いの党、生活の党が自主的に支援する元総理大臣の細川護熙氏(76)。 <br />▽諸派の新人で政治団体代表のマック赤坂氏(65)。 <br />▽無所属の新人でインターネット関連会社役員の家入一真氏(35)。 <br />▽無所属の新人で元自衛官の内藤久遠氏(57)。 <br />▽無所属の新人で元会社社長の金子博氏(84)。 <br />▽無所属の新人で一般社団法人理事長の五十嵐政一氏(82)。 <br />▽無所属の新人で元市役所職員の酒向英一氏(64)。 <br />▽無所属の新人で元高校教諭の松山親憲氏(72)。 <br />▽無所属の新人で政治団体代表の根上隆氏(64)の16人です。 <br />宇都宮氏は「高齢者が特別養護老人ホームに入れなくて困っている。若いお父さんやお母さんが、子どもを預けて働きたくても保育園が足りていない。このような問題は都の予算の組み替えをして大型開発中心から都民の命や暮らしを守る都政に転換すれば解決できる。都民の目線、生活者の目線で都政を変えていきたい」と訴えました。 <br />ドクター・中松氏は「消費税率の引き上げには都税の減税で対応する。オリンピックの開催では、海外にも知名度がある私が最も最適で、首都直下地震にも適切に適応できるすべての要素を持っているのは私しかいません」と訴えました。 <br />田母神氏は「一部不足する財源は都債の発行によって補い、2兆円規模の減税と公共事業の拡大の景気刺激策を実施すれば景気がよくなる。原発を安全に使うことは可能だと思うので、原発を動かしながら電力料金を安くして、中小企業の経営を安定させ、少しでも豊かな生活ができるということを求めるのが現実的な政策だと思う」と訴えました。 <br />舛添氏は「東京オリンピック、パラリンピックがある2020年まで6年しかない。これを機会に全力を挙げて東京を世界一の街にする。それが私の夢であり、東京都民の夢であり、日本国民みんなの夢だと思っている。この夢の実現のために、どうか皆さんのお力で都知事の座に押し上げていただいて都政のかじ取りをお任せいただきたい」と訴えました。 <br />細川氏は「今は原発がゼロの状態で、この原発が止まっている機会に再稼働させないとトップが決めることが一番大事だ。自然エネルギーに切り替えて行けば、必ず原発なしで経済成長しているヨーロッパに追いつき追い越すことができる。このロマンある歴史的な実験に力を貸していただき、スクラムを組んで新しい時代を築いていきたい」と訴えました。 <br />家入氏は「いろいろな人がいろいろな形で共存できる社会を作ることが東京には必要だ。インターネットから始まった今回の運動が、多くの票を動かすことを示し、既存の政治を変えたい」と訴えました。 <br />選挙戦では▽少子高齢化が急速に進むなかでの医療・福祉政策や▽景気・雇用対策▽原発の在り方を含めたエネルギー政策、それに▽首都直下地震に備えた防災対策などを巡って論戦が繰り広げられてきました。 <br />東京都知事選挙は9日投票が行われ、即日開票されます。

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