20140114遺伝教育の在り方巡り意見交換
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04/18/24
がんのリスク検査や妊婦を対象にした出生前検査など、遺伝子を調べる検査が行われるなか、医師や高校の教員が参加して、子どもたちに遺伝に関する正しい知識をどのように身に着けてもらうかについての意見交換会が、東京都内で開かれました。 <br /> <br />これは、日本人類遺伝学会と東京都などの高校の生物の教員で作るグループが初めて開き、東京・文京区の会場には医師や教員などおよそ50人が集まりました。 <br />特定の遺伝子に変異があるかどうか調べ、がんなどのリスクを判定する検査や、妊婦の血液を分析して胎児に染色体の病気があるかどうか判定する出生前検査などを巡っては、急速に普及する一方で、検査結果をどう受け止めるかや検査を巡る課題などについて、教育の機会が十分ではないという指摘があります。 <br />集まった教員からは「今後、本人や周囲の人が遺伝子の検査を受ける機会が増えると予想され、知識の不足による混乱や差別をなくすためにも、正面から取り上げるべきだ」という意見や、「生物の授業に加え倫理や保健体育などとも連動させて丁寧に教えていく必要がある」などといった意見が出ていました。 <br />主催した札幌医科大学の櫻井晃洋教授は「子どもたちにとって、これからの時代、必ず必要になる知識なので遺伝教育の在り方をしっかりと考えていきたい」と話していました。
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