20131118　　原発事故想定した行動計画案（高知）

原発事故想定した行動計画案<br /> <br />高知県は愛媛県にある四国電力伊方原子力発電所の事故を想定し、医療態勢の整備などを盛り込んだ行動計画案をまとめました。<br />高知県は伊方原発の事故を想定して去年初めて、県の地域防災計画に、原子力災害対策を盛り込み、今回、より具体的な対応を定めた行動計画案をまとめました。<br />それによりますと、伊方原発の事故の状況や高知県内の放射線の検出状況に応じて情報収集の態勢や、住民避難の進め方などを４つの段階に分けて定めています。<br />また、体に付着した放射性物質を取り除くための医療態勢や、農産物の検査態勢の整備のほか、住民の内部被ばくを防ぐヨウ素剤の備蓄を検討することなどを事前の対策として盛り込んでいます。<br />この行動計画案は来年２月に予定されている高知県防災会議で正式に決定される見通しで、高知県は行動計画に沿って医療関係者を対象にした研修会などを開くことにしています。<br />高知県危機管理・防災課は「万が一、原発事故が発生した場合には行動計画をもとに速やかに対応したい」と話しています。 <br />11月18日　09時11分