20130805 原発事故後の子どもストレス(福島)
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04/18/24
原発事故の直後に生まれた子どもは、それ以前に生まれた子どもに比べてより大きな精神的なストレスを抱えている可能性があるという調査を、福島大学の研究グループがまとめました。 <br />グループでは母親の不安やストレスが子どもに影響した可能性もあると話しています。 <br />心理学が専門の福島大学の筒井雄二教授などの研究グループは、去年3月にかけてと今年3月にかけての2回、原発事故前に生まれた子供と原発事故当時、母親の胎内にいてそれぞれ1歳6か月になった子どもの保護者にアンケート調査を行いました。 <br />そして、怒って暴れたり、強くおびえたりするなど、子どもが感じているストレスの強さを0から3までの数値で表しました。 <br />その結果、例えば県北では原発事故前に生まれた子供のストレスの強さは0.97だったのが、原発事故当時、胎内にいた子どもは1.10まで上がるなど、調査を行った4つの地域でいずれも数値が横ばいか上昇したということです。研究グループは、妊娠中や出産直後の母親はより強く不安を感じやすいと考えられるため、そうした不安が母親の胎内にいた子どもにも影響を与えてより強いストレスになっている可能性があるとみています。 <br />筒井教授は、「子どもの心のケアだけでなく保護者や妊婦の不安を取り除く対策も今後必要だ」と話していました。 <br />08月05日 10時22分
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