乳児の匿名受け入れ 韓国では 2016年02月10日
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04/18/24
乳児の匿名受け入れ 韓国では <br /> <br />親が育てられない赤ちゃんを匿名で預け入れる韓国の「ベビーボックス」と呼ばれる施設の現状や課題についての勉強会が9日夜熊本市の慈恵病院で行われ、この中で、韓国の施設では <br />未婚の母親が預けた割合が80%にのぼることなどが紹介されました。 <br />勉強会は、親が育てられない子どもを匿名で受け入れている熊本市西区の慈恵病院が開き、病院のスタッフなどが参加しました。 <br />韓国出身で児童福祉が専門の埼玉県立大学の姜恩和(かん・うな)専任講師が講演しました。 <br />韓国では、この6年間にソウルとその近郊のキョンギ(京畿)道の2か所に「ベビーボックス」と呼ばれる慈恵病院の「こうのとりのゆりかご」と同じような施設が設けられています。 <br />講演のなかで姜さんは、「ベビーボックス」に預けられた子どもは、おととしは280人で、未婚の母親が預けた割合が80%にのぼることを紹介しました。 <br />また、韓国では、4年前の法改正で養子縁組に生みの親の名前の届け出が義務づけられたことをきっかけにベビーボックスへの預け入れが4倍に急増したことを紹介し、身元が明らかになるのをおそれる人が相当数いることを説明しました。 <br />姜さんは、こうした現状のなかで、日本も韓国も未婚の母親が自立できるような長期的な支援を充実する必要があると話していました。 <br />2016年02月10日 12時33分
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